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シャヒード、100の命―パレスチナで生きて死ぬこと
ファーレス・オウデアスィール・アーセラマフムード・アル=エムワースィーズヘイル・ダラビエ ラフマ・ヒンディーハラルド・フィッシャー

100 SHAHEED- 100 LIVES

[プレ企画]
スケジュール

京都
「シャヒード展」京都連続プレ企画第3回
パレスチナ映画「プロミス」上映会〜ぼくらは、こんなに近くて、こんなに遠い〜
日時:7月8日(火)午後7時〜9時
会場:京都大学文学部新館第3講義室(地図はこちら)
資料代:小中高生300円/大学生400円/一般600円
「プロミス」(原題:「Promises」)
B.Z.ゴールドバーグ監督ほか/104分
【解説】パレスチナ・イスラエル双方の子どもたち7人の姿を追ったドキュメンタリ ー。イスラエルの過酷な占領政策に対し、1987年からパレスチナ人による抵抗運動 (第一次インティファーダ)が起こり、人々はデモ、投石でイスラエル軍に立ち向かった。そして1993年にイスラエルのラビン首相とPLOのアラファト議長の間でオス合意が結ばれることとなる。しかし、2000年9月、シャロンによるハラム・アッシャリーフ(イスラームの聖地アル・アクサー・モスクのある丘)を強行訪問したことで、パレスチナ側の抵抗運動が再燃する(第二次インティファーダ)が、イスラエル軍はそれを武力で制圧にかかる。激化する侵攻と抵抗…。
この映画はパレスチナ・イスラエル間の対立が比較的平穏だった1997〜2000年に撮影された。それぞれ全く違う家庭環境、社会環境の中で暮らしている子どもたち。ほんのすぐ近くに住んでいるというのに、彼らはお互いのことをほとんど知らない。ある時、ユダヤ人の双子の兄弟、ヤルコとダニエルはゴールドバーグ監督の持っていたパレスチナ人の少年ファラジの写真を見る。彼に興味を持つようになったふたりはゴールドバーグに「会ってみたいな」と持ちかける。そして双子はパレスチナとイスラエルを分断する検問所を越 えて難民キャンプを訪れる。
2002年米アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート、2001年ロッテルダム国際映画祭観客賞、2001年サンフランシスコ国際映画祭観客賞・ベストドキュメンタリー賞ほか。文部科学省選定映画

会場へのアクセス:京都駅→市バス17号か20号○四条河原町→市バス201号○地下鉄今出川→市バス203号○京阪出町柳→徒歩8分(駐車場はありません。お車でのご来場はご遠慮ください。バイクでお越しのかたは、京大正門の案内板にしたがって駐輪してください)。

主催:「シャヒード展」京都準備会
協力:「シャヒード、100の命」展大阪実行委員会・さぼてん企画・アップリンク
問い合わせ:Tel. 090-2041-8968(第3回企画担当 京大総合人間学部3回生小薮)またはTel. 090-8167-7498(「シャヒード展」京都準備会) E-mail: kyoto-shaheed@mail-office.jp

「シャヒード展」京都連続プレ企画第4回
「パレスチナで暮らして」 ―森沢典子さんのパレスチナ報告―
日時:7月21日(祝)午後2時〜4時くらい
会場:京都大学文学部新館第3講義室(地図はこちら)
参加費:学生400円/一般600円(手話通訳あり)
「ジャーナリストや専門家でなくても、 一人の教師が見てきたっていいはず。」いったい何が本当なのか、情報が届かないなら自分で見てこよう。塾で子どもたちに勉強を教えていた森沢さんは、2002年3月、単身、パレスチナに向かいました。「これは伝えなければならない…」パレスチナで占領の実態を目にし、占領下に生きる人々の貴重な証言を聴いた森沢さんが帰国後、書いたメールは、反響を呼んで、転送につぐ転送が重ねられました。そこには、パレスチナで生きている人々の姿が鮮やかに描かれていました。
森沢さんはこの春、3度目のパレスチナ行きを果たしました。ヨルダン川西岸・ナブルス近郊にある村に滞在し、村の人たちといっしょに羊の乳しぼりをしたり、お喋りを楽しんだりしてきたそうです。 難民となった人たちが語る「失われたパレスチナの美しい暮らし」とはこのようなものだったのか…「オリーブの林が広がる美しい村にいて、みんなで大笑いしているとパレスチナの人々が、長い年月攻撃にさらされ迫害を受けてきたにもかかわらず、たくさん問題もかかえながらそれでも健全に生き延びてきた、その強さややさしさの理由が見えるような気がして」と森沢さん。しかし、そのような村も占領による苦難から無縁なわけではありません。日本では、ほとんど伝えられていないパレスチナの農村生活から見えてきたことを森沢さんにお話ししてもらいます。
森沢典子(もりさわ・のりこ)幼稚園教諭を経て、私塾講師。初めてのパレスチナ訪問記はメールで転送を重ねられ、以来、全国から呼ばれて、講演を行っている。著書に『パレスチナが見たい』(TBSブリタニカ)。この2月には「徹子の部屋」(テレビ朝日)にも出演した。

主催:「シャヒード展」京都準備会、森沢典子さんを京都に呼ぶ会
協力:「シャヒード展」大阪実行委員会・さぼてん企画
問い合わせ:Tel. 090-8167-7498 E-mail: kyoto-shaheed@mail-office.jp


大阪
連続プレ企画スケジュール
【第2回】パレスチナの子どもたちは、いま
日時:7月20日(日) 午後4時〜7時20分(3時30分開場)
会場:大阪聖パウロ教会(大阪市北区茶屋町2-30 阪急電鉄茶屋町出口より徒歩5分)
映画上映:「シャティーラキャンプの子どもたち」(レバノン/パレスチナ)
監督:メイ・マスリ
レバノンのパレスチナ難民キャンプ、シャティーラに暮らす2人の子どもの交流や日常を通して、パレスチナ難民たちの生の現実と思いを描く。
現地報告:森沢典子
幼稚園教諭を経て、2001年より私塾で子どもたちに勉強を教える。2002年3月、情勢の悪化するパレスチナを訪問、帰国後作成したルポが大きな反響を呼ぶ。この3〜5月にも、現地を訪問。著書に「パレスチナが見たい」(TBSブリタニカ)
参加費:1000円
共催:国際子ども権利センター
主催:「シャヒード、100の命」展大阪実行委員会
呼びかけ団体:パレスチナの平和を考える会/大阪YWCA国際部
問い合わせ:Tel/Fax 06-6694-9134 E-mail ysige@hotmail.com(やくしげ)


松本
パレスチナ・夢と恐怖のはざまで
日時:9月15日(月・祝) 午後2時〜6時(開場1時30分)(予定)
会場:松本市中央公民館Mウイング 6階ホール(長野県松本市中央1-18-1 JR松本駅下車徒歩5分 Tel:0263-32-1132)
お話:岡真理さん(京都大学大学院教員/現代アラブ文学)
上映作品:「シャティーラキャンプの子どもたち」(原題:Children of Shatila)
メイ・マスリ監督/1998年/パレスチナ・レバノン/47分
祖父母の代のパレスチナ追放から50年。虐殺・病気・飢えを経てきた、レバノンの難民キャンプの過酷な現実を生きていく子どもたちの日常を切り取る。

「夢と恐怖のはざまで」(原題:Frontiers of Dreams and Fears)
メイ・マスリ監督/2001年/パレスチナ・アメリカ/56分
ベツレヘムとベイルート。2つの隔てられたパレスチナ難民キャンプに生きる2人の少女、モナとマナールの数カ月。メール交換で友情を深めた彼女たちはついに国境で出会う。
協力費:当日1200円(前売り・予約1000円)、高校・予備校生500円、中学生以下無料
主催:「パレスチナ・夢と恐怖のはざまで」実行委員会
共催:松本市中央公民館
協力:アース・ビジョン組織委員会
問い合わせ:「パレスチナ・夢と恐怖のはざまで」実行委員会 Tel. 090-8493-7293(山口)またはTel/Fax 0263-27-4020 E-mail yakkom@janis.or.jp(村井)



(プレ企画の終了分はこちらをご覧ください)


 
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