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シャヒード、100の命―パレスチナで生きて死ぬこと
 

100 SHAHEED- 100 LIVES
[プレ企画](終了分)

京都
「シャヒード展」京都連続プレ企画
【第1回】パレスチナ映画上映会+難民キャンプの現地報告
日時:6月5日(木) 午後7時〜9時(開場6時30分)
会場:京都大学文学部新館第3講義室(地図はこちら)
上映作品:「シャティーラ・キャンプの子どもたち」
現地報告:岡真理(京都大学大学院教員/現代アラブ文学)
1982年9月、イスラエルのレバノン侵攻により、ベイルートにあったサブラーとシャティーラの2つの難民キャンプで、2000人以上ものパレスチナ難民が殺されました。 この「サブラー、シャティーラの虐殺事件」から20年目の昨年9月、レバノンを訪れ、シャティーラをはじめ難民キャンプを訪問しました。虐殺犠牲者の遺族の方々の証言や、レバノンにおけるパレスチナ難民の現況について報告します。
参加費:学生300円/一般500円
主催:「シャヒード展」京都準備会
協力:「シャヒード展」大阪企画実行委員会、アース・ビジョン組織委員会、さぼてん企画
連絡先:Tel.090-8167-7498
E-mail: kyoto-shaheed@mail-office.jp

【第2回】占領下のパレスチナを撮る―土井敏邦さんの西岸・ガザ報告―
日時:6月25日(水) 19時〜21時
会場:京都大学文学部新館第3講義室(地図はこちら)
2002年4月、イスラエル軍の大侵攻によって虐殺が行われた、ヨルダン川西岸地区のジェニン難民キャンプ。長年パレスチナを取材してきた土井敏邦さんは、いち早く現地に駆けつけ、まだ死臭が漂うキャンプで、いったい何が行われたのかを記録しました。今年に入ってからは、イスラエル軍による家屋破壊が急増しているガザ地区に滞在し、その暴力のありようとそこでの人々の生活を撮影されています。イスラエルの侵攻と占領の実態がどのようなものであるかについて、土井さん自らが撮影された映像とともに、お話していただきます。
■土井敏邦(どい・としくに):1953年生まれ。中東専門誌の編集者を経てフリー・ジャーナリスト。85年以来パレスチナを取材。93年からビデオ・ジャーナリストとしても活動し、テレビ各局でパレスチナやアジアに関するドキュメンタリーを放映(NHK「BSプライムタイム」やTBS「報道特集」など)。「日本ビジュアル・ジャーナリスト協会」設立世話人。著書『占領と民衆―パレスチナ』(晩聲社)、『アメリカのユダヤ人』(岩波新書)など。
参加費:学生500円、一般800円 手話通訳あり
主催:「シャヒード展」京都準備会
協力:「シャヒード展」大阪企画実行委員会、さぼてん企画
問い合わせ:Tel. 090-8167-7498 E-mail: kyoto-shaheed@mail-office.jp

会場へのアクセス:京都駅→市バス17号か206号○四条河原町→市バス201号○地下鉄今出川→市バス203号○京阪出町柳→徒歩8分(駐車場はありません。お車でのご来場はご遠慮ください。バイクでお越しのかたは、正門の案内板に従って駐輪してください)。
※当日、会場では土井敏邦さんの『パレスチナジェニンの人々は語る─難民キャンプイスラエル軍侵攻の爪痕』(岩波ブックレット)などを販売します。

【第3回】パレスチナ映画「プロミス」上映会〜ぼくらは、こんなに近くて、こんなに遠い〜
日時:7月8日(火)午後7時〜9時
会場:京都大学文学部新館第3講義室(地図はこちら)
資料代:小中高生300円/大学生400円/一般600円
「プロミス」(原題:「Promises」)
B.Z.ゴールドバーグ監督ほか/104分
【解説】パレスチナ・イスラエル双方の子どもたち7人の姿を追ったドキュメンタリ ー。イスラエルの過酷な占領政策に対し、1987年からパレスチナ人による抵抗運動 (第一次インティファーダ)が起こり、人々はデモ、投石でイスラエル軍に立ち向かった。そして1993年にイスラエルのラビン首相とPLOのアラファト議長の間でオス合意が結ばれることとなる。しかし、2000年9月、シャロンによるハラム・アッシャリーフ(イスラームの聖地アル・アクサー・モスクのある丘)を強行訪問したことで、パレスチナ側の抵抗運動が再燃する(第二次インティファーダ)が、イスラエル軍はそれを武力で制圧にかかる。激化する侵攻と抵抗…。
この映画はパレスチナ・イスラエル間の対立が比較的平穏だった1997〜2000年に撮影された。それぞれ全く違う家庭環境、社会環境の中で暮らしている子どもたち。ほんのすぐ近くに住んでいるというのに、彼らはお互いのことをほとんど知らない。ある時、ユダヤ人の双子の兄弟、ヤルコとダニエルはゴールドバーグ監督の持っていたパレスチナ人の少年ファラジの写真を見る。彼に興味を持つようになったふたりはゴールドバーグに「会ってみたいな」と持ちかける。そして双子はパレスチナとイスラエルを分断する検問所を越 えて難民キャンプを訪れる。
2002年米アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート、2001年ロッテルダム国際映画祭観客賞、2001年サンフランシスコ国際映画祭観客賞・ベストドキュメンタリー賞ほか。文部科学省選定映画

会場へのアクセス:京都駅→市バス17号か20号○四条河原町→市バス201号○地下鉄今出川→市バス203号○京阪出町柳→徒歩8分(駐車場はありません。お車でのご来場はご遠慮ください。バイクでお越しのかたは、京大正門の案内板にしたがって駐輪してください)。

主催:「シャヒード展」京都準備会
協力:「シャヒード、100の命」展大阪実行委員会・さぼてん企画・アップリンク
問い合わせ:Tel. 090-2041-8968(第3回企画担当 京大総合人間学部3回生小薮)またはTel. 090-8167-7498(「シャヒード展」京都準備会) E-mail: kyoto-shaheed@mail-office.jp

【第4回】「パレスチナで暮らして」 ―森沢典子さんのパレスチナ報告―
日時:7月21日(祝)午後2時〜4時くらい
会場:京都大学文学部新館第3講義室(地図はこちら)
参加費:学生400円/一般600円(手話通訳あり)
「ジャーナリストや専門家でなくても、 一人の教師が見てきたっていいはず。」いったい何が本当なのか、情報が届かないなら自分で見てこよう。塾で子どもたちに勉強を教えていた森沢さんは、2002年3月、単身、パレスチナに向かいました。「これは伝えなければならない…」パレスチナで占領の実態を目にし、占領下に生きる人々の貴重な証言を聴いた森沢さんが帰国後、書いたメールは、反響を呼んで、転送につぐ転送が重ねられました。そこには、パレスチナで生きている人々の姿が鮮やかに描かれていました。
森沢さんはこの春、3度目のパレスチナ行きを果たしました。ヨルダン川西岸・ナブルス近郊にある村に滞在し、村の人たちといっしょに羊の乳しぼりをしたり、お喋りを楽しんだりしてきたそうです。 難民となった人たちが語る「失われたパレスチナの美しい暮らし」とはこのようなものだったのか…「オリーブの林が広がる美しい村にいて、みんなで大笑いしているとパレスチナの人々が、長い年月攻撃にさらされ迫害を受けてきたにもかかわらず、たくさん問題もかかえながらそれでも健全に生き延びてきた、その強さややさしさの理由が見えるような気がして」と森沢さん。しかし、そのような村も占領による苦難から無縁なわけではありません。日本では、ほとんど伝えられていないパレスチナの農村生活から見えてきたことを森沢さんにお話ししてもらいます。
森沢典子(もりさわ・のりこ)幼稚園教諭を経て、私塾講師。初めてのパレスチナ訪問記はメールで転送を重ねられ、以来、全国から呼ばれて、講演を行っている。著書に『パレスチナが見たい』(TBSブリタニカ)。この2月には「徹子の部屋」(テレビ朝日)にも出演した。

主催:「シャヒード展」京都準備会、森沢典子さんを京都に呼ぶ会
協力:「シャヒード展」大阪実行委員会・さぼてん企画
問い合わせ:Tel. 090-8167-7498 E-mail: kyoto-shaheed@mail-office.jp


松本
パレスチナ・夢と恐怖のはざまで/「シャヒード、100の命」展プレ企画
「占領と離散―パレスチナはいま〜支援をとおしてみたパレスチナの暮らしと中東和平案ロードマップ〜」
日時:6月29日(日) 午後2時〜4時
会場:松本市中央公民館Mウイング 会議室4-4(長野県松本市中央1-18-1 JR松本駅下車徒歩5分 Tel:0263-32-1132)
お話:北林岳彦さん(パレスチナ子どものキャンペーン)
協力費:500円
主催:「パレスチナ・夢と恐怖のはざまで」実行委員会
共催:松本市中央公民館
問い合わせ:「パレスチナ・夢と恐怖のはざまで」実行委員会 Tel. 090-8493-7293(山口)またはTel/Fax 0263-27-4020 E-mail yakkom@janis.or.jp(村井)

「パレスチナ・夢と恐怖のはざまで」
日時:9月15日(月・祝) 午後2時〜6時(開場1時30分)(予定)
会場:松本市中央公民館Mウイング 6階ホール(長野県松本市中央1-18-1 JR松本駅下車徒歩5分 Tel:0263-32-1132)
お話:岡真理さん(京都大学大学院教員/現代アラブ文学)
上映作品:「シャティーラキャンプの子どもたち」(原題:Children of Shatila)
メイ・マスリ監督/1998年/パレスチナ・レバノン/47分
祖父母の代のパレスチナ追放から50年。虐殺・病気・飢えを経てきた、レバノンの難民キャンプの過酷な現実を生きていく子どもたちの日常を切り取る。

「夢と恐怖のはざまで」(原題:Frontiers of Dreams and Fears)
メイ・マスリ監督/2001年/パレスチナ・アメリカ/56分
ベツレヘムとベイルート。2つの隔てられたパレスチナ難民キャンプに生きる2人の少女、モナとマナールの数カ月。メール交換で友情を深めた彼女たちはついに国境で出会う。
協力費:当日1200円(前売り・予約1000円)、高校・予備校生500円、中学生以下無料
主催:「パレスチナ・夢と恐怖のはざまで」実行委員会
共催:松本市中央公民館
協力:アース・ビジョン組織委員会

東京
キッド・アイラック・メディア・シアター
「シャヒード、100の命―パレスチナで生きて死ぬこと―」展プレ企画

「マアルール村はその破壊を祝う」(16mm/カラー/30分/アラビア語/1984年)
監督:ミシェル・クレイフィ、撮影:イヴ・ヴァンデルメーレン/マルク・アンドレ・バティーニュ
マアルール村の風景画の前に、かつて住人だった人びとが集まり思い出を語る。
日時:7月5日(土) 午後0時/2時/4時/6時
会場:キッド・アイラック・アート・ホール(東京都世田谷区松原2-43-8 京王線・京王井の頭線明大前駅下車徒歩2分 Tel:03-3322-5564)
7時よりトーク「クレイフィとギタイ―ディアスポラをめぐる映像の抗争」
平井玄(音楽文化論)
入場料:各回500円 最終回のみ1000円(トークを含む)
主催:キッド・アイラック・アート・ホール
共催:「シャヒード、100の命」展実行委員会

「ダイアログ・イン・パレスチナ」(ビデオ/カラー/75分(予定)/アラビア語・英語/2003年)
監督:遠藤大輔 撮影:高梨海/ジョー野田
自ら「人間の盾」となったジャーナリストが描く、私小説としてのパレスチナ。迫真の映像とビビッドな対話でつづる異色のドキュメンタリー、いよいよ公開!
日時:7月6日(日) 午後0時/2時30分/5時
会場:キッド・アイラック・アート・ホール(東京都世田谷区松原2-43-8 京王線・京王井の頭線明大前駅下車徒歩2分 Tel:03-3322-5564)
7時よりトーク
遠藤大輔 聞き手:大榎淳(メディア・アーティスト)
パレスチナを訪れた2人の作家が、パレスチナと映像メディアについて語る。
トーク映像:自由パレスチナの声/アルナジャハ大学(ナブルス)ジャーナリズム専攻の学生たち/ナブルスのジャーナリスト
入場料:各回500円 最終回のみ1000円(トークを含む)
主催:キッド・アイラック・アート・ホール
共催:「シャヒード、100の命」展実行委員会


大阪
連続プレ企画スケジュール
【第1回】徹底討論!イラク戦争後の世界を考える〜これからどうなる、パレスチナ
日時:7月6日(日) 午後3時〜5時30分(2時30分開場)
会場:大阪聖パウロ教会(大阪市北区茶屋町2-30 阪急電鉄茶屋町出口より徒歩5分)
講演:板垣雄三
東京大学名誉教授、東京経済大学名誉教授、中東・イスラム研究。著書『歴史の現在と地域学』、『石の叫びに耳を澄ます』など多数
参加費:800円
主催:「シャヒード、100の命」展大阪実行委員会
呼びかけ団体:パレスチナの平和を考える会/大阪YWCA国際部
問い合わせ:Tel/Fax 06-6694-9134 E-mail ysige@hotmail.com(やくしげ)

【第2回】パレスチナの子どもたちは、いま
日時:7月20日(日) 午後4時〜7時20分(3時30分開場)
会場:大阪聖パウロ教会(大阪市北区茶屋町2-30 阪急電鉄茶屋町出口より徒歩5分)
映画上映:「シャティーラキャンプの子どもたち」(レバノン/パレスチナ)
監督:メイ・マスリ
レバノンのパレスチナ難民キャンプ、シャティーラに暮らす2人の子どもの交流や日常を通して、パレスチナ難民たちの生の現実と思いを描く。
現地報告:森沢典子
幼稚園教諭を経て、2001年より私塾で子どもたちに勉強を教える。2002年3月、情勢の悪化するパレスチナを訪問、帰国後作成したルポが大きな反響を呼ぶ。この3〜5月にも、現地を訪問。著書に「パレスチナが見たい」(TBSブリタニカ)
参加費:1000円
共催:国際子ども権利センター
主催:「シャヒード、100の命」展大阪実行委員会
呼びかけ団体:パレスチナの平和を考える会/大阪YWCA国際部
問い合わせ:Tel/Fax 06-6694-9134 E-mail ysige@hotmail.com(やくしげ)





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